第1章 1
「着替えてくるだけだよ」
「……いかないで……かいと……」
「…………っ……お前はっ……」
次の瞬間快斗は私を押し倒してキスをした。
「んっ…………」
「俺すごく我慢してんだけど」
「しなくていいよ……」
そういった私は快斗をぎゅっと抱きしめた。
「今すぐ抱きたい…………ところだけど」
「……?」
「今日は休め」
「かいと……」
「一緒にいるから」
私たちは抱き合ったまま目を閉じる。白い衣装に包まれながら私は夢の世界に落ちた。
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「ん……」
目が覚めると快斗がキッドの姿のまま寝ていた。
「!?」
驚いて固まると私を抱きしめてることに気付く。
な、何この状況……!?なんで私は快斗と一緒に寝て……
「ちょっ、快斗……!起きて!」
私が声をかけると快斗はゆっくりと目を覚ます。
「ゆい……」
愛おしそうな顔と声で呼ばれ私は顔を赤くした。
「お、起きて!何寝ぼけてるの!?」
私がたたき起こしやっと起き上がった快斗は私に抱きついた。
「快斗……!」
「もう少し……」
「だめ!」
快斗を引き剥がし離れると快斗は寂しそうな顔をする。
「なんで……私がここで寝てるのよ……」
「はぁ……やっぱり覚えてないんだな」
「なにを……」
「お前、昨日媚薬盛られたんだよ」
「びっ!?」
「昨日の男のこと、覚えてるか?」
男……?
私には何の話かさっぱりわからなかった。
「覚えてないか……じゃあ、その前俺としてたことは?」
快斗としてたことって……
化粧室を出たら部屋に引きずり込まれて、その後……
「……//////」
「覚えてるみたいだな」
「か、帰る……」
そう言ってドアに向かうと快斗に止められる。そして快斗は私に顔を近づけた。
「昨日の続き、する?」
「……っ……///しない!」
快斗を押し退け私は快斗の家を出た。
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次の日
学校に行くと、ニヤニヤした顔をした快斗が待っていた。
「気持ち悪い」
「ひでぇなぁ、あんなことした仲だろ?」
「なっ……////」
このバカ!