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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





※マスゴミ事件

『父に祖父母と姉と母を殺された時の感想を聞かせて下さい』
『家ごと火をつけられた時の感想は?』
マスコミが来た時、マイクを突きつけられた時
恵土はフラッシュバック(今目の前で起きたように想起する現象)を起こした

恵土「うわあああああああああああああ!!!!!」
真っ青な顔で、すっかり我を忘れ…全力で部屋へ向かって猛ダッシュしていた


出入り口にて質問した後
恵土を追おうとするマスコミに対して

だあんっ!!
東が壁に手を付いて通せんぼをした


東「済みません…
関係者以外立ち入り禁止ですので
お引き取り願えませんか?^^」びききっ!
満面の笑み
されど目は笑ってはいない…

額に青筋を浮かべ、口角を無理やり上げている状態だった

ばぎいっ!!
あまりの力に、右手に掛かった壁の角が握り潰される


「は…はい;」ひきっ
マスコミが引いた後
即座に東は上層部へ報告し
上に掛け合い即対策を立てるよう促した

20周年記念本が売られ
恵土が安定してきた昨年5月中頃でのことだった


小南「名誉毀損で訴える?
それとも殺す?』じゃき!!?双月起動
迅「落ち着いて;
恵土先輩が泣いちゃう;」どおどお

たまたま本部に来ていた二人はそう反応し、即座に玉狛支部に共有していた


陽介「東さんすげえ…;」
駿「あれ生身だったよね?;←立ち去る東の背を指差す
壁ってトリオン製で壊せないはずだよね?;」たらたら
出水「火事場の馬鹿力か?;」
陽介「どっちにしても秀次に連絡しねえと」ぽちぽち←携帯で電話を掛ける

もしもし秀次?
と事の経緯を話し出す陽介

その少し先、食堂では……


犬飼「なんだろう?ゴキブリ?
にしては必死の形相だったけど」
辻󠄀「ただ事ではないのは確かだと…」こくり

恵土の様子を見て、噂が一気に広まり出す直前だった


それよりも更に数年前…
似たようなことがあった…

新ボーダー設立の翌年5月に二宮は入隊した
その時期は恵土について知りたいと取材が殺到しており
上層部も過去のことを会見で可能な限り伝えるのみに留めた
そしてそれを知ったマスコミが押し寄せた

その時は本部へ籠城していれば安全だったが…
外を出歩いていた時、事故現場(工事での鉄骨落下)に遭遇し市民を助けた折でのことだった

これ幸いと押し寄せ気絶するまで問い詰めた


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