第105章 光の癌(三雲)
修「あの…
それなら最初に封印ではなく
解除をさせた方がよかったんじゃ?;」恐る恐る挙手
迅「それだと…あちらでも同じことが起こり兼ねない
そうなれば二の舞だ
ここ(この世)で起こした方が確実に防げる
だから…協力し合ったって方が正しいかな?
恵土先輩自身も、魂も霊体も耐え切れずに崩壊して爆発して戻らなくなったようだし…
それに…ここまで弱らないと封印に近付けない
最初のメガネくんが施したものはさ
それを施した本人が動くのが一番手っ取り早いし負担も楽なんだよね
穴の方は元々空いてた方に開けたから
施された術で防がれていた方の
隙間を通す形でね
それも…魂の膜より内側に施されたものだから
だから膜に隔たれた時、出来なかった
触れることが出来なかったから
触れなければ、解除出来ない仕様のものだったから…
だからメガネくんは…生まれ変わる時期を選んだんだ
原初の始祖神が危うくなったら生まれ変わる条件指定で
そうなれば確実に接点が出来る
そうすれば触れて解除出来る
っていう訳
はああああっ
ほんとくたびれた←頭も背も壁へ預ける
ほんと…恵土先輩が亡くなる未来もあった
氷霜の中でも薄氷なんて目じゃないぐらいヤバい綱渡りだった」真っ青震え
修「えと…お疲れ様です;」
迅「ああ、いや…メガネくんもお疲れ
悪いね…
こちらの都合に付き合わせちゃって^^;
どうしても…今やっておかないと
また繰り返されちゃうから
かなりキツイ思いさせちゃって……ごめん
辛かったでしょ」
修「いや…僕よりも、迅さんや皆さんの方がかなり…」
迅「それでも…
大事だから
恵土先輩自身…そう想ってるはずだよ
そうでなければ…あんな風に動かずに、殺される前に殺してやるって暴走してる^^」
修「あ、そこは僕もそう思います」頷く
迅「はははっ^^
あの人は…度を超えて優しいから
優し過ぎるから…ずっとずっと耐えちゃうから
本人が幸せならって…
それでいいやって…
だから…守りたいんだけど……
なかなか、ね…」くしゃ←右手で前髪を掻き上げる
太刀川「させてももらえないっつうな」苦笑
迅「うん、それ^^;
けれど…
だから…得られたものもある
メガネくんのことがあったから…
引き継ぎが生まれた
それぞれ固有の力も生まれた
だから…全部が全部悪いって訳じゃないんだ
