第105章 光の癌(三雲)
10:00
初代が恵土の魂から現れ
5歳半、12歳10か月の時の、魂の核との一体化による暴走はナビィが起こしていたこと
そして死の間際だからこそ、意識を乗せた幽体の分身が飛んで行けて、深淵のあの状態になれたことが説明された
その経緯と過去のこともあわせて…
ナビィと恵土は一体化した
ナビィと恵土は別人格だからこそ
ナビィは「恵土に関する記憶保有」、恵土は『己を除く全ての実在化に伴う命と自我と記憶の削りによる対価支払い』と役割分担が明確にできていた
別人格として処理されるので変わらないこと…
ただ一つ変わるとすれば…
秀次のが補填程度に収まり負担が楽になること
そして…恵土の記憶が安定し、理解できるようになることだった
で…馴染むまで時間がかかるとのことで、ぐっすり眠っている
三雲修についての怒りも、過敏になっていたのも…
爆弾に対しての反応や諸々、5年前のそれも…
全て、思い出せなくなっていたことで不安定になっていた面も大きいと、初代は語っていた
3:30
トリガーと辞表を叩き付けてから
恵土「ごめん…
本当に…ごめん
今までありがとう」
ボーダーへ向けての言葉
全てへ背を向けて、ナビィの元へ去ってゆく
それから…20分が経過していた
3:50
鍾乳洞にて
御神体の更に奥
そこに…氷漬けの亀単体の玄武が安置されていた
ナビィの成れの果ての姿だった
恵土「ナビィ…
俺も一緒に死ぬよ(微笑)
俺の想いに共感してくれたの、お前だけだもんな!^^
本当にありがとうな
大好きだよ…ナビィ
裏切らないでいてくれて…ありがとう
ごめんな…最期なのに、こんな言葉…
命を…繋げてくれて、ありがとう……
ずっと一緒だよ^^」
ナビィ「………みんなは?」
恵土「いい
俺は………
俺は……
あいつらのとの未来もだいじだけれど…
お前のが大事だ!(微笑)
だから心配するな^^
城戸さんと20年の付き合いを祝ってのサシで飲む約束…守れなかったけど…
またあの世か原初の神々界で謝るさ!^^
ナビィ…お前は、自らの命を対価にして、私の命を必死に繋ぎ止めてくれた
お前との未来の方が…大事なんだ
だから逝くよ
たとえ誰に何を言われようとも…もう変わらない
………………たとえ誰に、全てに拒否されようと…俺はお前と一生を分かつ(真剣)
