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Unlimited【ダンまち】

第104章 最初(始祖)





修「あの…
そんな張り紙…見た覚えが
太刀川「当たり前だろ」

東「もう恵土が剥がした後だ」
風間「歩けない状態で咽び泣きながらな」
木虎「嗚咽混じりで」
駿「見てられなかったのは覚えてる」腕組み頷く
遊真「なるほど…
だから駿は修と会った時当たりが強かったのか」ふむ←顎に手を当て考え込む

4年計画の張り紙を全部
自ら掲示板へ貼ったものを全て
自らの手で剥がして、泣き崩れていた

そしてそのままぐしゃぐしゃにして捨てようとしたところで
東「下さい」がしっ!!真剣
そう、恵土の前腕を掴んで止めた

そして…上層部へ提出した

その後…
遠征部隊が帰ってくるまで
玉狛支部への襲撃を命じられるまで
ずっとずっと、自室で泣き叫び続けていた


みんなで生きようね!
みんなで帰ろうね!

そう…何度も言ってきた

手を取り合い、努力してきた
費やしてきた…

死にたい想いに蓋をして
生き甲斐を見つけて…
楽しさを、喜びを、幸せを…たくさん感じて……

それらが…たったの一つで、ヒビが入り、崩れ落ちた


ひとりの人間(恵土)の…人格ごと——


そんな張り紙を剥がしたのは…
積み重ねを剥がしたのは…
恵土で…

写真を撮られていた
そして…それを証拠として上層部へ、剥がされた紙と共に提出した

まだ帰還していない、太刀川や風間、遠征部隊にも共有した


駿「俺が…
三雲先輩に最初、あんな風に当たったのは…
人の手柄でB級になっただけじゃない
受けるべき罰を逃れたってだけでもない

自分で自分の尻拭いもせず、4年間の努力を水泡に帰させておいて、笑って堂々と「ボーダーの一員です」なんて顔をしていられる人だと思ったから

だから…受けるべき評価を、受けさせてやりたかったんだと思う

今も…その怒りは無い訳では無い
けれど……

それでも…、最悪の結果を避けられるんなら、そうしたい

だから…拒むより受け入れて、前に進むことを決めた
迅さんが決めたってことは、その先に望みがあるはずだと思ったから

だから…許せなかった
師匠を泣かせた、俺達の頑張りをせせら笑った
4年間たったの一人も出てこなかった、使うことはあっても倒されることは一度も無かった…それらをたった一人で覆した

そのことが勘弁ならなかったんだ」真剣、遠くを見据える
『………』

犬飼(なるほどね)納得顔、頷


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