第102章 戦乱(せんらん)
後ろから背を包み込むように腕が回され、母から抱き締められる
迅「^^」
お母さんだけは…
いつも味方になってくれた
信じてくれた
けれど……命は、伸びることは無かった
そこに来てくれたのが…
光となって飛び込んできてくれた…恵土先輩だった
お別れが出来たのも…前を向けたのも…恵土先輩のお蔭だった
だから…守る…
そう決めた
はじめは…憧れ…
いや…
恩人という認識の方が、とても強かった
それが恋だとわかったのは…エイプリルフールになった後のことだった
ぼんち揚げを食べてから落ち着いた後
最上さんが俺の頭の上に手を置いて、伝えてくれた
最上「恵土
俺は悠一を弟子にすることにした」
恵土「えええええええええ!!?」瞠目←驚愕
最上「………不服か?」
恵土「いや…あの……え?」きょろきょろ←最上と迅を交互に見つめる
とても困惑したような顔から
歪んだ顔になって、俺を見つめていた
迅「?」
最上「ふふっ(微笑)
林藤へしたことはするなよ?」
恵土「やらないよ!もう!!」ぷくー
林藤「俺が教わることが確定した時な…
恵土は俺へ八つ当たりしたんだよ
だいぶきつめに模擬戦でボッコンボッコンにされてな
恵土「今すぐボッコンボッコンにしてやろうかオラァ!!」メラメラ
林藤「ほら見ろ来た!!逃げろ迅!!
恵土「悠一はいいの!!」
林藤「はあ!!?;意味わかんねえ」
恵土「お前だけは別だ林藤さああああああん!!」
林藤「ちょっ!まて!!なんでだあああああ!!」
恵土「当たりやすいからああ!!
林藤「意味わかんねえええええ!!;」
突如林藤さんと恵土先輩の追いかけっこが始まった;
小南「まだ始まったわ」やれやれ
忍田「いつものことだ^^」ふふっ
城戸「まったく…落ち着けと何度言っても
はあっ」腕組み嘆息
恵土「待てやごらぁああ!!
林藤「待ったら殴られるだろうがあああ!!;」
廊下を走り回って追いかけ合う二人に怒声が飛んだ
城戸「いい加減にやめろ!!昼飯を抜くぞ!
林藤&恵土『済みませんでしたあああ!!;』ピタッ!!←恵土が止まった林藤の背にぶつかり止まる
最上「まあ…こんな騒がしい所だが…
気に入ってもらえたか?」手を差し出す
迅「うん!…よろしく、最上さん」微笑し手を握り返す
こうして——迅のボーダーとしての日々が始まった
