第101章 昔話(むかしばなし)
親指で差した先(恵土の後ろの席)には
出水「どーも」手を振る
太刀川「何やってんだよ
まあうまいけど」もぐもぐ
太刀川が横から袋に手を突っ込み1枚つまんで食べていた
武富「これにてA級ランク戦昼の部終了です!!
いやあ…薄氷の戦場でした!見ていてワクワクしましたね!」微笑←2人(右)を見やる
太刀川「もう一枚!」
恵土「やだよ!味わって食え!」
武富「あのお〜;二人共喧嘩は終わった後でお願いします;」
ぴたっ
恵土「あ、ごめん;」
太刀川「悪い;」
がさっ
ぽりぽり
『食べるんかい)…;』
太刀川「で…模擬戦は?」
恵土「一回だけな?」
太刀川「よっしゃ!!」ぐっ!!
そして太刀川はまた負けた
ついでに
武富は、恵土先輩の解説の肉声が入った部分を全て取り揃え
『伝説の解説』というタイトルでCD化し、いつでも聞けるようにしている
本来なら記録に残らないランク戦の実況・解説の音声を密かに録音してコレクションしており、基地内の自室でそれをニタニタしながら堪能している武富だが
恵土先輩の声は死ぬほど求められており、一部のみ(風間、太刀川、東、二宮)に対してラインで共有されている
秀次にも小南にも風間経由で回ってる
※恵土は普段遅刻や寝坊をしないので、激レアとして金字で保存されている
得点
風間隊4(米屋、二宮、秀次、奈良坂)
三輪隊3(犬飼、辻、風間)
二宮隊2(古寺、歌川)
菊地原生存点2点により風間隊6点獲得
素晴らしい試合でした!と総括されていた
振り返り
恵土「高い建物が多いことで遮蔽物が多い分、死角に紛れ込みやすい
カメレオンで隠れて建物内に紛れてからバッグワームで目を誤魔化せる
まあ三輪隊はそこらも織り込み済みだった気もするが
だから陽介を奈良坂の近くに配置したんだろうし
蒼也がレッドバレットで動きが鈍っている、2人で秀次を取る道もあるが菊地原1人の方が動きやすいと判断したんだろ
警戒させて意識を分散させやすい、そうすれば隙も自ずと生まれる
場の局面に合わせて立ち回りを変えるべきだろうが、今回の場合は巧手(こうしゅ)だ
どちらにせよ、今回の試合はイレギュラーが立て続けにあった
それへの対応が早く的確であること、惑わされず落ち着いて対処すること
チーム力と言うより、緊急への対処力を試される試合だったと思う」もぐもぐ
『なるほど』
