第101章 昔話(むかしばなし)
犬飼「辻ちゃん鉄さんと気が合うんじゃない?
適合できるかも?
恵土「やだ!」ぷくうー!!
加古「あらレア反応」パシャ
恵土「鉄がそんなに多くの人に心なんて開くかい!
なんかやだ!!
形見分けの時、城戸さんに持っててって言ったけど
絶対ヤダ!
天羽が入るまで反対してたんだから!
私も適合したけども!
ぶうー!!」
『取られたみたいで拗ねてる?』
菊地原「お気に入りのおもちゃを取り上げられた子供みたい
『し!』
迅「あー…そういや言ってたなあ」ぽりぽり
恵土「んっとさ…
実はあの小4の時…生身の人に使うの、初めてだったんだよね
トリオンの纏いも集中もトリガーも、全部使えない子には
だからさ…本気で殺してしまうかもって思った
帰ってから吐いたし、泣いたし、何度も何度も飛び起きて
学校の校門までの道中で思い出して、それどころじゃなくなって…」
秀次「………
進さんは…ずっと心配していたらしい
だから一緒に学校に通えないか、と…
いい思い出を作らせたかったそうなんだが…
本人が恐怖心を強く抱いてしまっているのを見て、思い留まったと
家では大丈夫かと、進さんは心配してくれていて…
だから……風間さんのことは、恩人の弟という認識で接していました
『なるほど…
生駒「そら惚れるな
あんなプレゼントされたら」
恵土「………
今まで…知らなかったよ
ありがとうもまともに言えてねえ
風間「兄なら気にするなと言いますが」
恵土「くす…そうだな^^
あの世に行ったら何度でも伝えてやる!
風間「くす…ええ」微笑し頷く
秀次「だから…俺は大丈夫です
俺は最上さんから全部聞いていて
進さんからも聞いて知っていた
だが…本人が思い出すまで言わないでやってくれと言われたんだ
進さんに
最上さんからは、原因を知らなければ対処の仕様がないだろうと教えてもらった
悪夢に散々苦しんだこと、学校に行くことを断念したこと、飲んでも食べても戻してしまってそれどころではないとも、当時の惨状をこと細かく、大人にもお母さんやお父さんにも電話でわざわざ伝えてくれていた」
生駒「気遣いの神やな
恵土「当たり前だよ!
それが最上さんだもの!
10点差でさよなら満塁ホームランで全部覆すもん!
迅「それも場外!誰も取れない!^^
恵土「世界の果て
迅「宇宙の果て!
恵土「原初の神々界まで!!」
