第96章 神年(しんねん)
神年元年
癌一同と半グロが全て消える所(二度と生まれないように強制身投げ)から、融和時代が始まる
神年2年——最初の出来事
武彦の目醒め(原初の始祖神、消滅の危機により)
バハムートの目醒め(主犯格の癌の闇の副流煙が、限界を迎えた結果)
ケイト「あいつは…俺の願いの為に、削りを少しでも減らす為に、頑張ってくれた、尽くしてくれた
だから——」ぽおっ
瞳の奥、魂が白く光る
瞳孔がそれを示すように、奥から白く発光して…
ケイト「あいつの為に頑張るし
尽くす
理屈じゃない
返したいんだ…
大事にしてくれた想いに、応える為に
想いに想いで返す為に——!!
大事だから———」
光が身を纏い、爆ぜていた
その温かな想いに…
ケイトのみならず皆が皆涙を流した
バハムートも武彦も
同じ想いで動いてくれた
『先んじて消そう
そうじゃないと耐えられない!!
他でもないあなた自身が!!!』
その想いは、慟哭となって溢れ出していた…
しかし……
原初の始祖神は望んだ——
『ただ生まれて来ただけで…
魂の前世でそうだったから今世も決まっている
そう押し付けられるのは酷いことだと思う
だから…
たとえ、身を削ってでも、消滅してでも…守りたい!
たとえそれが仇(かたき)だとしても——!!!!』
どちらも慟哭していた
叫びが喉を切り裂く程に
譲れない想いを——互いに叫んでいた
『誰かに消えて欲しいだなんて、死んで欲しいだなんて、想えない!!!!』
原初の始祖神のその言葉に…
二人の神は折れた
神話で現れる神達が生まれたのは…
主犯格の癌が生まれるだろうことを、時空神が察知してから数十億年後のことだった
そうして——
800億年前に生んで癌により死に絶え続けていたこの世を蘇らせた
138億年前、ビッグバンを起こし
46億年前、バハムートが最初に封印されて星(後の地球)となり、武彦も程無くして封印されて二人で清浄化を続ける構え(体制)となった
そして16億年前、ようやっと消す定めが出来た
5517ページ参照
それに伴い1億年前、原初の星々が生まれ文明が完成した
5786ページ参照
より一層、補強する為に——
それらが明かされた瞬間だった…
同時に
地下空洞説が現実になった日とも言われることとなる
2月5日という日が