第96章 神年(しんねん)
ケイト「っく!!」歯噛み瞑目
どごおっ!!!!
かああああああああ!!!!
どんっ
がっ
ずしゃああああああ
光速を超えた速度で突き抜け
2回、3回と横転し、そのままうつ伏せに足から着地し
力無く寝そべったままでいた
ケイト「ぜえっ…はあっ」
武彦「奪われています!気を付けて!!」ばっ!!←前に立つ(左腕で制する)
ケイト「くっ…←膝をつこうとし
(がくっ)←前のめりに崩れ落ちる
はっ…はっ…はぁっ」うつ伏せのまま瞑目
武彦(駄目だ…限界だ
早く手を打たないと!)
バハムートが捕らわれた主犯格の癌の闇が、彼の周囲に渦巻いていた
消滅&強制身投げでもなお、拭い切れない醜悪さ…
地球の穢れを一手に引き受けた結果による反動とも言える…
それが実在化を困難にする手助けをしてしまっており
バハムートは罪を犯していない為
削りをしなければいけない点も合わさって、一層不利になっていった
しかし…それはバハムートも同じこと
それごと写し取り、奪い取る深淵だから…
付け入るとしたらそこしか…!
そう懊悩した瞬間
間合いを詰められた、ゼロ距離まで
武彦「!!(しまった!!」瞠目
バハムート『考え事とは…余裕だな!!!
開戦の狼煙だ!!!
受け取れええ!!!』大口を開ける
かっ!!!
武彦「くっ」
ぱしっ!!
ケイト「リベンジ!!!!カウンタああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
落ちていたウィービングを拾うや否や
即座にこれまでの蓄積ダメージ全てを、威力に変えて叩き付けてみせた
天雹霤䨩も全てのありとあらゆる技が効かず
武彦に攻撃を任せ、只管防御やサポートに回り続けた
それに伴う威力は……これまでに無い比を示していた——
バハムート『おのれ!!始祖神んんんんんんんんんんんんん!!!!!!!』睨視&目をひん剥く
どごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!
その神々しい白き光は濁流の渦となって全てを呑み込み
バハムートの封印を強固に組み直し
ガチャン!!
鍵を掛けた
それ込みでのリベンジ・カウンターだった
惨敗と記した理由は……バハムートは痛手を負わなかったが…武彦とケイトは肉を切らせて骨を断つ、目的は果たせたが倒せず、痛手しか喰らっていない現状からだった
