第96章 神年(しんねん)
一番地球が穢れていたのは…
アルゴノゥトを通じて
無責任な正義が正しいと
誰かの英雄になる為なら、どんな罪を犯しても罪に問われないのだと
どんな罪であっても臆すること無く躊躇無く犯し、背負わず、笑って生きていこうと
罪を罪とも思わない心を持つことこそ、誰もが咎めない、誰からも咎められない正義なのだと
それを布教する教本となった件
バハムートが長年に渡るそれを喰らうことにより、地球全体の穢れが増してゆく一方だったからだった
元は魚だった…
しかし…
主犯格の癌の闇を喰らう内に
手足が生え、欲望のままに、激情のままに、行動を起こさんとしていた……
仕返しとして——
ケイト「だから古からの『公約』だって言ったじゃねえか
ぶあぁーか!
いーやーや♪こーやーやー♪
いーうたろ♪いうたーろー♪
せーんせーに♪いうたーろー♪」何度も指差す
フィンクス「ガキか;」
シズク「シー」人差し指を立てる
古から続く公約とは
主犯格の癌を、決して助けてはならない
邪悪な心、罪を罪とも思わない心を刷り込ませ、己を善と歪めさせて回る、善人の皮を被った悪魔だから
罪を切り分けて植え付ける在り方、生き方しか出来ない存在なのだから
4270,4776ページ参照
地球の中心にいたバハムートからすれば
3000年に渡って、主犯格の癌の前世アルゴノゥトの「主犯格の癌の闇(罪)を、罪を罪とも思わない、感じさせない物語」として記した教本が絵本となって広まったことで
穢れが爆発的に増大し、成長が止まることが一度として無くなった
穢れとは…主犯格の癌の罪そのものである闇、その副流煙だった
罪を植え付ける行為、犯してない人へ着せる行為は、罪の中でも最も犯してはならない罪に該当する
罪を罪とも思わない心=邪悪な心を植え付け布教する行為も同様に…
主流煙(闇の墨汁、癌一同)こそ捕食不可能だが…
受動喫煙(闇の煙、半グロ)の方が浸透性が最も高く毒性も依存性も強いから捕食出来た
中でも主犯格の癌の闇(罪そのもの)は、善と思い込ませて回る性能は全ての世界の中で最も高く、浸透性も依存性も毒性も洗脳も…ありとあらゆる性能が最も高いものだから濡れ手に粟の捕食放題
どんな情報を正しく与えられても、認識出来ても…
必ず善だと思い込む
強制的にさせる為の操りアンテナが、主犯格の癌の罪だから
