第93章 深淵(しんえん)
晩にはケイトの神聖力を受けてか
芽が出始めていた
距離は離れていても取れるとのこと
実からしても美味しいらしく
どことなくツヤツヤ、キラキラしていた
生命力を嫌と言うほど感じるぐらい、生き生きと…
神聖力、神の力を蓄える性質らしい
その実はスイカのようになり
つるは自然と鉢の中に収まるようにしてくれるので
大して世話もかからず、水やりさえ欠かさなければ勝手に育つとのこと
日光浴は要らん
一番の食事はケイトの側にいること
らしい
これだけあれば自然と育ち、毎日食べられるだろう
とのこと
側にいる時間に関しては特に規定は無く…
好きにさせて良いとのこと
必要分は寝ている間に取るし
必要で無くなれば、外に出たい時に出れるので
さしたる影響は無いと言われていた
植物が自分で意思表示をしてくれる為、任せても問題は無いと
ケイトも無意識の内にそれを感じ取れるから
共生関係にあるらしく…それが生命線となっていて、無事延命に繋げられているのだそう
ケイト「せえ〜の!←腕ごと前のめりに屈む
やぁ~!!」ぴょん←全身で伸びをして飛び上がる
それを繰り返すこと数度…
芽が徐々に伸びてゆき…
気付けば、鉢の中にある程度伸びていた
囲うようにして配置すれば結界を形成し
実在化における負担も削りも楽になるとのこと
送られてきた実が4つである理由はそこでわかった
デマオンは他の世界にも出張に行っており大変だったそう
説明文もその世界に合わせて変えなければならないことを今回の件を通じて知り
無惨が覚醒めない鬼滅の刃の世界でも、こちらの世界でも起こったそれに
神の力を使って転移するのも大変なのにとボヤいていたそう…
白の国の人達が施術において、命と自我と記憶を軽度に使用した件について教えると…
ケイトは詫びをしに行った
それから帰ってきたものの攫われた
デマオンに連絡し飛ばしてもらった
(幼くなったケイトに作ってもらった連絡出来る端末で
ただ念じるだけで繋がる優れ物)
過回復で持て余した分出してゆけと
警察、留置所、裁判所…それらの性質上、かなり必要になるので
フィンクス「それがお返しな?」
これ以上気に病まないようにという配慮
ケイト「うん!ありがとう!!^^
デマオンにもお返し飛ばそう!!」
お蔭で早い段階で戻った