第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)
フォボス「お前が打っているのは鉄じゃない!!
己自身だ!それを忘れるな!!」
ケイト「はい!!!」
フォボス「……
(すっ)←神威を解除する
私に教えられることはもう無い
思い残すことも無い
精一杯生きな
年を取って、老いて、沢山泣いて、その分沢山笑って――そして…還ってきな」慈しむように微笑し掛ける
ケイト「――っ!←息を呑み込む、ぐっと涙を堪える
はい!!」真剣な表情で頷く
フォボス「お前は…私の誇りだよ(ぎゅうっ)←跪いて抱き締める
本当に…よく付いてきてくれた
ありがとう――最期に、お前に逢えて、本当に良かったよ」
ケイト「私もです!!
私も…あなたに、逢えて……本当に、良かった!」涙
フォボス「くくくっ^^何泣いてんだい
義兄となってくれた従兄違いが殺されたからって泣いてしょげていじめられて…←5180ページ参照
また泣くのかい?
はははっ
ケイト「それ以上に…嫌なんです」涙目ぐっ!←無理やり堪らえようとする
フォボス「はっはっはっはっはっはっはっ!
ひぃっひっひっひっひっひっ!!
こりゃとんだお笑い草だぁ…!」
額を押さえ、涙を堪え、言葉を贈った
フォボス「いいかい…?
これから歩むのは、人の人生じゃない
お前の人生さ
だから…ね……
私のことよりも、自分のことを考えな
いいかい?
お前は…もっと、もっと、羽ばたいていける
そんな事も知らず、邪魔しかしてこない莫迦なんざ、跳ね除けて、笑って生きてやりゃいいのさ!
私は笑って死ねる、そんな立派な生き方をちゃんとしてるぞ!ってね?(なでなで)
ほら!わかったら返事!!」
ケイト「はい!!」気を付け
フォボス「これで見納めか)…(くす)
これを…私だと思って、大事に取っておきな
私が下界に来てからずっと持っていたものだ←槌を手渡す
お守りさね
肌見放さず取っておきな
私は…ちゃんとお前の側に居る
ちゃんと、見守っているよ(微笑)
だから…そんなに泣くんじゃないよ
すっかり情が移っちまって
泣くに泣けないじゃないか」苦笑涙目
ケイト「泣いて…ないもんっ」ぼろぼろぼろぼろ←目を見開いて止めようとするが滂沱となる
フォボス「はっはっはっはっ
ほら!シメっぽいお別れは無しだ!
笑って笑って!」
ケイト「ひっ、
^^(にっ)
ひっく」
フォボス「嗚呼――それでいい(微笑)
