第74章 融和
ケイト「混同しているってことか…正しいと」
フィン「そう
自分から見てよかったらいいんだ、沢田綱吉とベル・クラネルは
正しいと信じて行ったことなんだから
果たすべき責任も、何もしなくとも許されると、本気で思っている…
結果だけで、叶った理想だけで、満足して終わってしまっているんだ
いくら指摘しても、
「不当に」、悪いものとされている、貶められている
そういう「偏った見方」しか出来ないんだ」
ケイト「…そっか←天を仰ぐ
(知ってるよ…)←泣きそうな顔で天を見つめ、目を瞑る
消されたのではなく、自然消滅するから?
世界も、人も、染まらせて、何もかもを…」顎に手を当てて考え込む
フィン「そう、させる、と言った方が表現としては適確だよ?」
ケイト「そっか、ありがとう!」お辞儀
フィン「いいや…礼を言うのはこっちの方だよ…
不甲斐ない僕だけれど…いてくれるかい?」
ケイト「当たり前だろ」
フィン(即答か…)苦笑
ケイト「不甲斐ないなんて思ったことないし、寧ろ私の方が不甲斐ない」きっぱり
フィン「はっはっはっはっはっはっ!^^
君はいつもそうだね」
ケイト「?何がおかしいの?」眉顰め
フィン「真面目で堅物で…
かと思えば愛情が深過ぎて暴走するし」
ケイト「うぐっ;
褒めてるの?それとも貶してるの?;」訝し気むすーっ
フィン「褒めてるんだよ
君以外考えられない、ほんっと
最高」ぶくく
ケイト「笑ってんじゃん!!!;
もおっ!!
ふんっ!!」そっぽ向く
フィン「ごめんごめん←両肩掴み
許してくれ」
ケイト「むー」
ちらっ←フィンを見やる
フィン「ひーっひーっ」
ケイト「こんにゃろ!!;笑い止めてから言えええええ」ぽかぽか
フィン「あっはっはっはっはっはっはっ!^^」
笑いは止まることを知らなかった…
鳥がさえずり、森の木々はざわめき、川はせせらぎ、日差しは優しく僕達を包み込む
その中で…何よりもの素晴らしい宝石(宝物)を得た気がした
好きで堪らないんだ、本当に…
命の大切さを、君は誰よりも知っている
だからこそ…
蔑ろにしてまで、自分だけ叶えようとは決してしないし、そういった手段を決して取らないし、走らない
だが…それこそが一番、人として重要な、大事なことなのだと思う
始祖神『う!!ん!!』大きく深く頷く