第63章 新たな来訪
ティオナ「ケイトにできないことは、他の人に回して、頼ってね?」
ケイト「うん、わかった」
アスフィ「適材適所というものがありますからね」
リュー「そもそもが全部が全部できる人なんていません」
ケイト「……本当にありがとう(お辞儀)
それと…知らず知らずの内に、一杯心配かけて、ごめんなさい」お辞儀
抱き締めはしないものの、近くで見張る私達に対し…再び頭を下げた。
それに笑いかける中、言いたいこと、要点を纏め出しました…
ケイト「いい人だっていう点があるのも知ってるんだよ。
でも私の境遇上、どうしても流せない部分がある訳で…;
いい人だって意見を蔑ろにしようとか、そういうつもりではないんだよ。
でもね、ああなったら破滅しか招かないから…
ああ、もおっ!私は一体何が言いたいんだー!;」頭抱え
「「「同じにならないで」」」
ケイト「はっ!)
そうだった…!;
いい人だって思うのは勝手だけど…
同じことして、地獄行きにならないでね(ビシッ!)
それだけに絞っとこう!
人の心や気持ちを無いものとする=蔑ろにして
好き勝手にやりたいように言動を示し続けたら、それは悪行としてカウントされる。
それらによって、積んでいた善行がマイナスになってったり、恨みを買うことで害を与えられたり、あの世に行ってからも色々あるから気を付けてね。
と。
で…あとは……いずれにせよ、人からは理不尽を与えられるものだ、と。
多分…どうしてもいい人だと流せないのは、同じことをされてきたからだと思う。
無視されて、心も気持ちもないものとされて…
それは、彼が敵に対して取った言動でしょ?
初対面が襲われた立場ってことで、一切悪びれずに…
いい人だっていうのは、わかってる。
でもそのいい人って「認識」を押さえているのがきっと…私がしてきた『経験』なんだ。
そういう目に遭ってきたって経験が、どうしても…
それを、許せないんだと思う。
逆にされたら…きっと、容認できない。
誰もがそうだって…義勇軍みたいになるって…
だから…いい人だって思う度に、見てしまう度に、すぐ想起してしまう。
今までされてきた無視や、傾聴や共感など一切されなかったこと、
それが善行であり、それをいい人だと…それをされることを、喜ばしく感じなければいけないのだと……