第24章 いざ!出陣!【24】
石切丸さんの膝の上でアーメンとブツブツ言っていた私だったが突然その声が止まった
それと同時に石切丸さんの腕にずしっと私の重みがかかる。それを石切丸さんは不思議に思い私の顔を覗き込むとスゥスゥと気持ち良さそうに私は眠っていた
石切丸「主が眠ってしまったよ」
誰に言うでもなくそれを言うと、それまでガヤガヤと話していた広間の皆はヒソヒソと小さな声に変わった
それからお昼が過ぎ、おやつの時間が近づいてくると、短刀達が広間へ集り始めた
包丁「今日のおやつは何かな~♪」
謙信「小豆が作るのは何でも美味しいぞ」
包丁「うん!だから楽しみなんだよな~♪」
乱「ぁあ!喉渇いたぁ~」
秋田「そうですね、ここに来る前に台所寄って飲み物もらって来るべきでした」
そんな短刀達の会話に広間組はほっこりするのだった
信濃「ねえ、大将知らない?」
そう良いながら広間に入ってきた信濃君それを聞いて薬研君が石切丸さんを指さした
信濃君がその指先を見ると
信濃「あれ?大将寝てるの?」
厚「あれだけデカイ声でいち兄呼びながら全力で走ってたしな、疲れたんだろ?」
後藤「あれは凄かったな!」
そんな話をしながら短刀達は眠っている私を見てほっこりした
その後、おやつの時間だし主起こす?どうする?と話になったが、小豆さんが出陣部隊と主の分は別にしておくから短刀達は先にどうぞと言われ私を除くそこにいる皆でおやつを美味しくいただいたのだった
おやつタイムか終わり、また短刀達が、さっきの続きやろう!と広間を出て行った後、私は目を覚ました
『ん…ん~~…』
石切丸「主?目が覚めたかい?よく眠っていたね」
寝起きで頭が回らない私はうまく返事が出来ない
『………』
石切丸「お茶でも飲むかい?」
石切丸さんは自分が飲んでいたお茶の湯飲みを私の目の前に差し出してきた
それをうけとりひと口飲んだ
『ほぅ…』
お茶を飲み目が覚めてきたころ石切丸さんに、お茶、ありがとう。と湯飲みを返した
すると、先ほど広間を出て行った短刀達数人が走って来る音と共に何やら叫んでいるようだ
短刀「主ー!主様ー!大将ー!」
さっき叫んで走ってたの私だったのに今度は天使達だ♪かわいいな♪と思っていると
天使「出陣部隊が帰ってきた!」
『っ!?』