第24章 いざ!出陣!【24】
同田貫「主、今更だけど、出陣部隊が心配なら石切丸にお祈りでもしてもらえば良いんじゃねーか?」
『ぉお!なるほど、その手があったか!これぞリアル神頼みってやつ!?んじゃ石切丸さんのとこ行ってくるよ』
そうして私は立上り石切丸さんを探す
『石切丸さんどこー?』
石切丸さんは少し離れた所で私はここだよ。と手を振っているのを見つけ、てててと走って近寄るとそのまま石切丸さんの腕に抱きついた
『浦島君達が、無事に帰ってきますように…』
石切丸「おやおや、私にお願いされてもね?」
石切丸さんは空いている手で私の頭を撫でてくれた
石切丸さんは正座していた足を崩し胡座に座り直すと私を抱上げ自分の膝の上へ横抱きにした
『石切丸さん?』
名前を呼んで見上げると石切丸さんは微笑んで私を見ていた
そして私を抱きしめると背に回された手が優しくポンポンしてくれた
私はそれが嬉しくて体を捻り石切丸の脇から手を突っ込み抱きついた
『あぁ…癒し丸さん…』
石切丸「ははっ石切丸だよ?さて、出陣部隊の無事を祈ろうか」
『うん、お願いします』
そしてまた石切丸さんにギュッと抱きつき耳を彼の胸に押し当てるとトクトクと心地良い心臓の音が聞こえた
背中もポンポンされてて、やっぱり癒し丸さんだ…と思っていると早速始まったようだ
石切丸さんの胸を伝って神社等でお祓いをする時に聞くあの呪文みたいなやつ…
正直何を言ってるのかわからない…
それでもおとなしくその呪文を胸を通してしばらく聞いていると終わりを告げるかのように、私にも聞き取れる言葉が!
石切丸「出陣部隊の無事を祈って…アーメン」
そんな最後の言葉に広間にいた皆が!
広間組「「「アーメン」」」
『っ!?アーメン!?今、アーメンって言った!?』
驚いた私は体を起こして石切丸さんを見上げる
一方石切丸さんは微笑んで私を見ている
石切丸「はははっ♪少し笑いを取り入れてみたよ」
『笑いをって!そんな事して大丈夫なの!?』
石切丸「アーメンって言葉には、確かそうなりますようにって意味があったはずだよ?」
『そうなの!?知らなかった…それなら私も皆と一緒にアーメンって言いたかったな』
それから私は一人でブツブツとアーメンを連呼していた