第24章 いざ!出陣!【24】
台所に着くと清光は小さな土鍋を火にかけお粥を焦がさないようにみていた
そんな清光の横顔を見ながら声をかける
『ねぇ清光、今日の夕飯何だった?』
加州「焼き魚」
『うそぉ!良いなぁ~私も魚食べたい』
加州「主は病み上がりだから今はお粥で我慢して」
『むぅ~…そうだ!棚の中、漁ったら何かあるかも!おやつとかおやつとか♪』
加州「色々あると思うけど、それ食べたら歌仙達に怒られると思うよ」
『はい、ごめんなさい』
加州「よし、できた。隣の茶室に行こうか」
『わーい♪ありがとう』
そうして隣の茶室へ行くと清光にあーんして食べさせてもらった
『ごちそうさまでした♪』
加州「お腹いっぱいになった?」
『うん♪大満足だよ!』
加州「それは良かった。んじゃ部屋戻るよ」
『清光も一緒に来てくれるの?』
加州「当たり前でしょ?主が一人にするなー!って駄々こねたから一緒に居てあげないと後で何を言われるかわからないからね?」
『むぅ~一人にしないでは確かに言ったけど、駄々こね…そっか!それで清光ずっと側に居てくれたんだ?ありがとね?』
加州「今更?もっと早く気付いてよね。こんな夜中まで寝ないで主の側にいたんだから今日はこのまま主の部屋に泊まるからよろしく」
『喜んで!』
加州「良いの!?」
『もちろん!逆に良いのかな?』
加州「何が?」
『今夜は寝せないぜ?』
加州「え~やめてよね、俺眠いから」
『えー!良いじゃん!話し相手になってよぉ~』
加州「主はさっきまで寝てたから眠くないかもしれないけど俺は眠いの」
『はぁい』
それからまた二人で部屋に戻り布団に入ると清光は明かりを消して私の布団に入って来た
清光は、あふっと欠伸をすると私を抱き締めた
されるがままに清光の胸に耳をあてるとトクトクと心臓の音が聞こえて安心した。
そして背中に回されていた清光の手に規則正しいリズムでトントンされているうちに眠りにおちていた
加州「…もう…話し相手になって欲しかったんじゃなかったの?先に寝ちゃってるし…おやすみ主」
清光は私の前髪をそっとかきあげ額に口付けをすると、そのまま眠ってしまった