第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
「てかユーリ、少し前まで順調に回復していたように思ってたけど、なんで最近日に日に疲れて行ってるの?」
アマネの指摘にユーリはまたもや乾いた笑みしか出てこなかった。
「あー…ちょっと最近色々と…」
「どうせここ最近毎晩のようにキャプテンの相手させられてるんだろ?それは疲れるわ」
ユーリの歯切れの悪い言葉をフォローするようにシズが言い放った。
まったくもって図星なだけあってユーリの笑顔は固まった。
「ちょっとまたユーリを瀕死状態に追い込む気?少しは我慢するか手加減したらどうなの」
「寧ろユーリが目覚めてから二か月くらいはよく頑張ったほうじゃね?まぁフォローする気ないけど」
「いや、その、私は大丈…」
「そもそもあの体格差で手加減なしとかよく今まで生きてこれたな?」
「いや、だから…」
「ユーリが無駄に精神力高いからやりたい放題なんでしょうね。少しは断ってみてたら?」
まだユーリは何も言ってないのに勝手に話を進めていく二人。
ユーリはこの手の話はあまり得意じゃないので、顔を引きつらせながら適当に流すしかなかった。