• テキストサイズ

時の恋人【ONE PIECE】

第3章 後編 愛する彼女と死の外科医







「何がしてぇんだ、おまえは」

ローは呆れた表情で大皿をテーブルに置くとユーリに視線を向けた。



「あーあー、げほっ」

ローが視線を向ければ、ユーリは何やら軽く咳き込むような仕草をしている。
そんなユーリに怪訝な顔をしてローは見ていた。


「えー今日はローの誕生日だというので一曲歌います!!」

「…は?」


ローの困惑気味な声を気にすることなく、軽く息を吸い込むユーリ。


「ハッピバースデートゥーユー♪ハッピバースデートゥーユー♪ハッピ「ちょっと待て」


色々と突っ込みが追い付かない状況に漸くローは我に返ると、ユーリの口を手で塞ぎ強制終了させた。


「取り合えず落ち着いてそこに座れ」


ローは近くのソファーに座るとその隣にユーリを座らせた。
そして頭を軽く掻き今の状況を整理していった。


「なぜ強制終了するんですか!せっかく恥ずかしいから勢いでやろうと思ってたのに!」

「…おれが恥ずかしいとは思わないのか」

なんとなくユーリのやりたいことが分かってきて、ローはため息を吐いた。

ローの誕生日を教えた記憶はないので恐らくクルーの誰かが言ったのだろう。

正直忘れていたのでかなり油断していた。

いや、ユーリが祝ってくれるのはありがたいが、何にしろ唐突過ぎて気持ちが追い付かなかったのだ。










/ 576ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp