• テキストサイズ

時の恋人【ONE PIECE】

第3章 後編 愛する彼女と死の外科医






「やべぇ、どうしよう」


ユーリは頭を抱えて悩み込んだ。

周りからそんなに悩むことか?って言われた気がするが、結構非常事態だった。

さっきも言った通りユーリの過去はあんな感じだったので、誕生日を祝ってもらった記憶がない。
祝ってもらった記憶がない以上、祝い方も分からないのだ。

もちろん学校とかでプレゼントを渡したりしたこともあるが、あんな軽いノリでいいのだろうか。


「まぁでも、ユーリが祝ってくれるなら何でもいいんじゃね?」


最もなことを言ってくるペンギンだが、ユーリは聞こえないないのか唸りながら頭を抱えたままだった。

そもそもローは誕生日だからといって祝って貰いたいタイプではないだろう。

寧ろ忘れてそうだ。

しかし知ってしまった以上無視するわけにもいかない。


ユーリは深刻な表情をすると、静かに部屋を出ていった。


「もしかして余計なことしたかな?」

「あれは誕生日祝う奴の顔じゃねーだろ。死を覚悟したような顔だったぜ」


ユーリが出て行った後、ユーリを心配する声やからかう声が船内に響いていったのであった。










/ 576ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp