第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
「手錠外して欲しい?残念ー!まだ外さないよ」
だがローの期待は綺麗に無視された。
ユーリの復讐はまだ終わってないのか、その表情は悪意に満ちていた。
「おまえの茶番には十分付き合っただろ。いいからさっさと外せ」
ローはユーリにそう訴えるが、まったく聞く耳を持たずいそいそとローの服を脱がせ始めた。
服といってもズボンだけなのだが、ユーリは何時かのようにローのものを取り出すと勢いよく口に含んだ。
「…っ!おい、やめろっ」
ローは咄嗟に足で押し返そうとしたが、ユーリが軽く歯を立ててきたのでその動きを止めてしまった。
まだ2回目なのでたいして上達はしていないが、前回も言ったようにユーリがしているという事実だけで十分興奮するのだ。
更には先ほど最後まで出来てなかったので、完全に勃ち上がるまで時間はそう掛からなかった。
ユーリはそれを嬉しそうに見て頑張っているが、非常にじれったい動きだ。
ローは何時かのように頭を押さえて好き勝手やりたい衝動に駆られているが、生憎両手は繋がれたままでどうすることもできない。
イクにイケないこの状況は最早拷問である。
そしてローは手錠と外せと言い、ユーリは嫌だと言う。
そんなやり取りがどれくらい続いただろうか、ローがだんだん下手に出始めた。
「…ユーリっ、おまえの動きじゃイケないからこれを外してくれないか?」
「そんなことない、頑張ればイケる!」
「だからイケねぇって言ってるだろうが!」
下手に出始めたがすぐにキレてしまった。
そんなローにユーリはムッとすると、1.5割増しくらい頑張った。
まったくもってイケる気がしない。
ローはだんだん泣けてきた。