• テキストサイズ

時の恋人【ONE PIECE】

第1章 前編 時の彼女と死の外科医



「ローは怖いものないの?」

ユーリは食べ終わったクレープの包みをゴミ箱に捨てると、ローに尋ねた。

「……さァな」

ローは少し考えたが、何も出てこなかった。

嫌いな食べ物ならあるが、怖いものと言われればよく分からない。

そんなローの返答にユーリは特に深く突っ込むこともせず、また別の話題に切り替えた。

ユーリの話に耳を傾けながら、コロコロ変わる表情につられるようにローの表情も和らいだ。

第三者から見ればたいした変化に見えないが、クルー達が見たら驚愕するだろう。

そしてユーリも、ローの雰囲気がだいぶ丸くなってることに気づいているはずだ。







(…あぁ、例えばこいつが死ぬようなことがあれば、怖いかもな)


ローはユーリの笑顔を見ながらぼんやりとそう思った。

ユーリが死亡フラグを乱立しまくるので、万が一のことを考えたら背中に冷たいものが流れるのを感じた。


しかしこれからはローが守ればいいと思い、これ以上起きもしない未来を予想するのは止めた。


絶対に死なせねぇよ。おれを置いて行くなんて、許すわけがない。

ローは声を殺して笑った。

ユーリは話に夢中なので、ローの変化に気づいていない。






そしてその後2人はそろそろ日も暮れるので、ホテルへ戻る為にテーマパークを後にしたのだった。



/ 576ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp