第1章 前編 時の彼女と死の外科医
そして40分後。
ユーリは服を数着と、その他必要な物を購入してローの元へ向かっていた。
一般女性の平均的な買い物時間は分からないが、ユーリの行動は一切無駄がなかった。
ユーリは誰かを待たせることが苦手だったので、自然と早くなったのだ。
ローの話だと今日はこの街に泊まるらしい。
それならホテルで待っててくれればいいのに、海軍がいる為かついてきてくれた。
ユーリに能力を使わせない為とはいえ、なんだか申し訳ないと思い出来るだけ急いだのだ。
ユーリは足を速めるとローと別れたベンチに向かっていたが、近づいたときあることに気づいた。
ローは数人の女性に囲まれていたのだ。