第1章 前編 時の彼女と死の外科医
次の日の昼
2人はリゾート地で有名な島にたどり着いた。
リゾート地と言っても海軍もいるので油断はできないが、ローの能力があればまず捕まることはないだろう。
しかし捕まる心配はないが本来の目的である買い物の邪魔をされるのは面倒なので、見つからないにこしたことはない。
ユーリは観光客で賑わっている街に目を輝かせていたが、昼ということもありまずは腹ごしらえをすることになった。
適当に入った店は意外と当たりだったようで、運ばれてくる食事に2人は舌鼓をうち会話を楽しんだ。
「しかし、よく食べますね。その身長だから逆にそのくらい食べないとガリガリになるのか?」
この短時間で消えていった食事の量にユーリは関心していたが、ローの身長を思い出し納得した。
むしろローのスタイルは抜群なので、この食事の量は少ないほうなのかもしれない。
隣を一緒に歩いているとその手足の長さと全体の美しさに、思わず2,3歩離れて歩きたくなるほどだ。