• テキストサイズ

時の恋人【ONE PIECE】

第1章 前編 時の彼女と死の外科医



船にはいくつか部屋があり、ローが使っていた部屋はそれなりに広いものだが殺風景だった。
ドレスローザで仕入れたのか本が幾つか散らばっていたが、あとは机にイスに棚とベットがあるだけだった。
どうせゾウにつけば自分の船があるので、あまり物を増やしたくないのだろう。

ユーリは部屋の中を物珍しそうに見ていたが、とりあえずイスに腰かけた。

ローはベットに腰かけると、テーブルに置いてあった本を珍しそうにペラペラ捲っているユーリを見ていた。
扉を開けてローと目があった瞬間、この世の終わりのような表情をしていたユーリだが、すでに何時ものユーリに戻っていた。


「医学書ばっかりですね。他の本は読まないんですか?」

「読むときもあるが、あまり興味がねェからな。ほとんどが医学書だ」

「ふむふむ、何もないときは本を読んで過ごしてるんですか?それとも他に趣味とかあったりするんですか?」

「…趣味は特にない」

「えぇぇ?なんか集めたりしないんですか?」

「…………記念コインはたまに集めてるが」

「おぉ~」


ユーリはですよね!と内心呟いた。ローの趣味が放浪と記念コイン集めなのは知っていたのだ。

/ 576ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp