• テキストサイズ

時の恋人【ONE PIECE】

第1章 前編 時の彼女と死の外科医




「ぼさっとしてないでおまえも手伝え」


物思いにふけっているユーリに、相変わらず不機嫌な表情で命令してくるロー。

そもそもなんで一緒に来てくれるんだ。

ユーリの疑問が消えることはなかった。

「…すみません、私の用事に付き合って貰うのは嬉しいですが、面倒じゃないですか?」


そう、これが言いたかった。

ローの性格からして世話焼きタイプではないし、まったくもって彼の行動が不可解なのだ。

もしかしてコラソンの件のお礼なのかと思ったが、あれはユーリが呼んだとは一言も言ってない。
コラソン自ら伝えたのなら別だが、例えそうだとしてもここまでするだろうか。


「…ただの気まぐれだ」


「あぁ、なるほど!」


別に答えになってないが、ユーリは妙に納得した。

そしてその納得を裏付けるように、無事に船が海に出るとローは船内に入り勝手気ままに本を読みだした。

そんなローにユーリも漸く渦巻いていた疑問が消えて落ち着きを取り戻した。

ローの話だとここから1日くらいで行ける小さな島があるようだ。

小さな島と言ってもリゾート地のようなもので、買い物するには申し分ない。
何から何までお世話になってることに、ユーリは本当に感謝した。

/ 576ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp