第1章 前編 時の彼女と死の外科医
「何か目的でもあるのか?」
しかしユーリは船から降りようとしていた。
高額の賞金首になった今、1人でいるよりルフィ達と行動したほうが安全なのは確かだ。
さらにドレスローザには、CP0が近づいている。
この場に残ろうとするにはそれなりの理由があると思ったのだ。
「そうですねぇ、とりあえず服と日用品、その他必要な物を買いたいです」
「…は?」
ユーリから返ってきた答えにローは再び目を見張った。
たかだか買い物の為に、1人残って危険な目に会うというのか。
確かにローのせいで買い物ができなくなったのは認めるし、ここを出たらそのままゾウへ向かうので、暫く島に立ち寄る余裕がないのも分かる。
しかしそこまで重要なことなのだろうか。
ローは暫く言葉に詰まった。