第5章 試験
「お爺ちゃん…
大丈夫?歩ける??」
のスタートは、
まずはお爺ちゃんの具合を伺うところから…
もちろん背中になんて乗れない×
この間にも他のペアー達は、
あっという間に見えなくなっていく。
(…スタートからこれだもん…( ;´Д`)
きっと先は長すぎるんだろうなぁ〜)
身体を震わせたまま動こうとしないお爺ちゃん狼。
「お爺ちゃんのペースで良いよ。
歩けそうになったら、私達も出発しようね。」
震えるお爺ちゃん狼の背中をさすっていると…
〈キミ!!
そんな感じに困っている私の元に、
案内役の彼がやってきた。