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《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)

第23章 カラ松END〜洋館の主人とわたし〜(※)


「考えるのをやめて流れに飛び込む……」
私は執事の言葉を繰り返した。

それは今の私にも言えるんだろうか?


その時、カラ松さんが執事を呼ぶ声がした。


「はい、ただいま、参ります!」
執事が慌てて部屋の中へ声をかける。

「橋本様、申し訳ありません。カラ松様に呼ばれましたので、失礼致します。老人のたわごとが過ぎたようでしたな。くれぐれもお気になさらぬよう。それでは、お休みなさいませ」

さっと踵を返し、執事はダイニングホールの中へと消えていった。

残された私は部屋へ戻り、着替えを持って浴場へ向かう。

執事はああ言ったが、やはり長い人生に裏打ちされた彼の言葉には、真実味があった。


服を脱ぎ、高級旅館よりも遥かに広い浴場に入る。

体を流し、お湯に浸かる頃には、迷いは消えていた。

「うん、やっぱり、そうしよう……」   

私は独りごち、ブクブクとお湯の中に潜った。







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