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~愛ではなく、恋~【ハイキュー‼】

第6章 ~恋と恋の、あいだ~(松川 一静)




『ふーん、なんかもっと、
コスプレサンタとか
”プレゼントはわ♡た♡し”みたいな
アダルトイブな答えを期待してたんだけど。
まっつんなのに、まさかの純愛。』

…翌日、学校で及川と
"ゆうべ、どーだった?"みたいな
話題になったから、ありのままを話したら
そんな及川らしい感想を言われた。

『…純愛、ってわけでもねぇけど。』

『いやいや、シチュエーションだけなら
そりゃ立派な"禁断の恋"だけどさ、
クリスマスに店の前まで行っておきながら
会わずにプレゼントを玄関に残して…
なーんて、立派な純愛だよ!
俺には無理。ちょっと感動しちゃうな。』

『別に、お前に感動されてもなぁ…』

『そんな二人にぜひ、この及川サンタから
とっておきの夜をプレゼントしてあげよう!』

『遠慮する。ロクなことねーだろ。』

『なんでさー?1回くらい
綾さんと朝まで一緒に過ごしたくないわけ?』

『…そりゃ、出来ることなら…』

『だろ?だからさ、
大晦日から正月にかけて、親には
俺と一緒に過ごすことにしちゃいなよ。』

『は?』

『親へのアリバイに俺を使ってさ、
綾さんちに泊まっちゃえ、って。』

『…え?』

『息子君、こっち来ないって
綾さん、ガッカリしてたんだろ?
まっつん、そばにいたらいーじゃん。』

『…ぉぉ…』

そんな手があったとは!

『及川…お前、やっぱりスゲーな!』

フフン、と胸を張る及川。

『二人のここまでを見守ってきからね。
…だからさ、うまくいったら俺も一緒に
いつかさんぴぃ…』

『それは断じて断る(笑)』

冗談はさておき、
及川のその提案はなかなかの名案で、

それを聞いた瞬間から、俺はもう、
そのことしか頭に浮かばなくなった。

二人でテレビ見ながら
年越し蕎麦とか食べて、
少しお酒も入って酔った綾ちゃんと
年またぎのセックスしながら
朝まで一緒に眠って、

"明けましておめでとう"
"今年もよろしくね😊"

なーんて挨拶しながら、
1年で最初の飯を一緒に…なんて、
そんなことできたらっ!!


ええと、あ、そうだな、

綾ちゃんには
直前まで黙っておいて
サプライズにしよう。

じゃないときっと、
『受験生がそんなことしちゃ、ダメ。』
とかって心配して
ダメ出しされそうだから。


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