第6章 ~恋と恋の、あいだ~(松川 一静)
抱き締めながら、
夢中で、
何度も何度も突きあげる。
モノは爆発しそうに熱いのに
興奮はおさまらなくて、
正常位で綾ちゃんは一回、イき、
そのままうつぶせにして
腰だけ上げさせて後ろから突き刺し、
綾ちゃんが
枕に顔を埋めて声を抑えながらも
悶え、乱れる姿を見ながら、
俺もついに上り詰めて、
ナカに出すわけにはいかないから
のけぞる背中に
白い液をたっぷりとぶちまけてしまい、
『ごめん、またやってしまった…』
と、この間の顔にかけたのに続いての
粗相(?!)に慌てる俺に、
綾ちゃんは
『ふふ、若い証拠、いいじゃない。』
なんて言いながら
俺の手をとって風呂場に行き、
そこでシャワーを浴びながら
俺のモノをやわやわと手で洗い、
そのまま咥えたりするものだから、
また、俺、
すぐにゲンキになっちまって、
そのまま風呂場でもう一回繋がり、
ようやく風呂からあがった時、
『あ、そういえば、俺、』と
さっき脱ぎ捨てた
パーカーのポケットを探ったら、
『…あった。』
忍ばせてきたゴムを見つけて、
『なぁに、
最初からそのつもりだったの?!』
…と、
下着をつけながら笑った綾ちゃんを
そのまま押し倒して下着をはぎとり、
また犯して、
…もう、途中からは綾ちゃんも
声を抑えるのも忘れたりしてて、
『隣の大学生に、
そのエロ声、聞かせたいわけ?』
『…やだ、そんなわけないじゃない、
いっちゃんがエッチすぎるから…』
『ウソつけ、ホントは絶対、
隣に聞かせるつもりのはず。
今ごろ、アイツも眠れなくて
きっと悶々してるって。
明日、綾ちゃん犯しに来たら
どーすんだよ。』
『そしたらいっちゃん、
助けに駆けつけてくれる?』
…なんて、色ボケしたカップルみたいな
甘ったるく盛った会話をしたりして、
とにかく抱き合って、
無茶苦茶抱き合って、
まだまだ抱き合いたくて、
このままそばにいたくて、
『…いっちゃん、もう、こんな時間…』
俺は気づかないフリをしていたのに、
大人の綾ちゃんは、
こんなに特別な"二人の時間"の幕切れを、
ハッキリと、告げてくる。