第141章 あなたにもう一度後日談(3)中編
私達が広間に戻る頃___
「み、みんな……ちょっと、飲み過ぎてない?」
三成くんの背中に付いていた羽が何故か、秀吉さんに付いてるし……信長様が付けていた髭は、光秀さんに付いてる。それに政宗と三成くんは鳥の捕獲を再現して……その二人の姿をこれまた楽しそうに見ている信長様の姿。
しかもトナカイに見たてた、赤い鼻をした子馬が部屋の中に居て……赤い衣装を着た幸がその馬に跨り、白い大きな風呂敷を担いでいた。
「佐助くん……一体これは……」
「ぜひ、これを着て俺達を救って欲しい!!!」
「へっ!?」
唯一まともそうな佐助君に声を掛ける。突然、何かを手渡され、必死にお願いされる。隣の部屋で手渡された衣装に着替え、鏡の中の自分の姿を見た瞬間……。
(な、なにこれっーーー!!)
私は心の中で叫んだ。
ミニスカートのサンタの衣装は、胸元も大きく開いていて明らかに露出が多い。
完全に、セクシー系のサンタコスプレ。しかも帽子付きで、何処で手に入れたのか謎すぎる網タイツ。
(まさか魚の捕獲する網で作ったとか?佐助君ならあり得るかも)
と、つい関心してしまう。
(で、でもこれは流石に恥ずかし過ぎる///ど、どうしようっ!)
あんなにお願いされた手前、断りにくい。けれど、だからってこんな格好で、出て行けない。私は完全にパニックを起こし、一人部屋の中でウロウロしていると襖の向こうから家康の声。
「ひまりまだ?入るよ」
「は、入って来ないで!……わぁっーー!!」
思わず慌てて襖に手を伸ばした瞬間、派手に転けてしまい……もう泣きそうに。
「ひまりどうしっ…………!!」
家康は私の姿を見て固まった。