第118章 あなたにもう一度第三幕(6)
そして天罰が下り、未来の世界で私は生まれ変わって……「ひまり」母が愛情の一つとして、家康が贈ってくれた名前を……付けてくれた。
そして、時を超え……
再び出逢い、
家康にもう一度恋をした。
もう一つの罪なんて、神と交わした契約なんて……全く知らずに……。
ーーいつか愛する者と結ばれ生命を宿した時……お前の中の時は止まり、その生命が五年の月日を迎える前夜……完全に天女(てんにょ)に戻る。
これがお前が背負う、もう一つの罪だ。
その時期が近づく時…
予兆が始まり……
もっとも
愛する者から……
今の私には、
早く会いたかった
子供達が……
目覚めた時から、
家康が……
見えなくなっていた。
ーー姿が見たければーーーー。
それが契約だ。
(本当はもっと触れて欲しい……今しか触れて貰えないから……)
でも……
声を必死に押し殺して、膝を抱え……
私はただ起こさないように、起こしては絶対にいけない。そう思い、全てを押し込めて静かに泣き続けた。