第111章 あなたにもう一度第二幕(10)※R18
(良かった。嫌われたらどうしようかと……)
嫌われたら……?
自分の中で動き出す感情に頭を軽く振り、とにかく今は頑張らないと、と思い身体をくっ付ける。
「家康様……」
小さく名前を呟くとゆっくりと顔が正面に向き、吸い込まれそうな程綺麗な翠色の瞳が私を映す。
「……んっ」
身を乗り出し、腕を首に絡ませ目を閉じると……優しい手が私の髪に触れ、柔らかい感触が唇を塞ぎ、生暖かいものが歯をなぞりながら口の中に入ってくる。
「……はぁ、っ……んんっ」
受け止めるように舌を絡ませ、
激しい口づけを繰り返す内に乱れてゆく呼吸。
「……あんまり煽ると、このまま抱くよ」
透明の糸が伝いながら唇が離れ、頭の芯まで熱くなり……囁かれた声に全てが溶けそうになる。
(コレを……)
そっと身体を動かし布越しでも解るぐらい、反りだったモノに触れ……寝着の裾を捲し上げ、先っぽを軽く口づけし……ゆっくり咥える。
「ンッ……」
「……はっ……く、っ」
小さく身体を跳ね上げ、苦しげに溢れた声。
その家康様の姿に私の身体が一気に熱を帯び……歯を立てない様に気をつけながら、深く口の中に入れていく。