第106章 あなたにもう一度第二幕(5)※R18
「………はっ……あんた、調子乗るのも、い、い加減にしなよ」
私は不慣れな舌先でチロチロと胸元を舐める続ける。すると家康は苦しげな声を上げ、少し荒くなった呼吸を整えるように肩を上下させた。
「……っは、……くっ」
切なげな吐息を聞き、だんだん私の身体まで疼きだすのが解る。
ふと見上げた瞬間。熱っぽい瞳と視線が絡み……思わずゴクリと唾が鳴る。
その瞳は家康が、私を抱く時の瞳。
(もうそろそろ、止めないとっ!)
火照りだした身体を冷やそうと、後ろに身を引く。
「……逃がさないよ」
家康がそう呟くのと同時に、拘束していたはずの手が私の背中に回る。
「えっ!!!」
驚くのと同時に、布が擦れるような音が微かに聞こえ……。
はらっ……。
冷たい空気に肌蹴た胸元が晒される。
「へぇ……華奢なわりに……」
「えっ!!やっ///み、見ないで下さい!!」
視線が一点に注がれ、私は慌てて手で胸元を隠す。
「無理。あんたも散々見たくせに」
家康は縛ってあった腰紐を今度は私の手首に回し、素早く後ろ側で結ぶ。
「……大丈夫。同じことしかしないから」
そして戸惑う私を慰めるようにそう言って、頬に触れた後……首元に噛み付くように吸い付いた。
「……ぁっ」
思わずはしたない声が出る。
身を捩って、どうにか逃げようとするけれど……無意味。
チロチロッ……。その堪らない刺激に私の体は意思とは別に、乳房を揺らしわざと舌にあたるように跳ねる。