第106章 あなたにもう一度第二幕(5)※R18
解けないように固く結び目を作り縛ると、私は動揺する家康を無視して膝の上に乗り、胸襟をガバッと開く。
「あ、あんたっ///馬鹿なのか大胆なのか、よく解んないだけどっ!」
「だって!女の触れ方は、お教えしなくても十分ご存知みたいですし!」
別に拗ねるつもりは無かったけど、今思えば前回の慣れた手つきを思い出すと、やっぱり他の女の人から教わった気がして……自然と頬が膨らむ。
「あのね、男なら知識と本能があればあれぐらい普通に出来るし……それとも何?」
もしかして、妬いてるの?
鼻にかかった甘く痺れるような声。それが耳元に寄せられた口から溢れ、かぁっ、と一気に顔が熱くなるのが自分でも解ってしまう。
「と、とりあえず大人しくしてて下さい!が、頑張りますから!!///」
と、言いつつも何から始めていいのか解らなくてただじっと家康の肌蹴た胸元を見つめ……。
(とりあえず、いつも家康がしてくれた事を……)
私はそっと手を夜着中に入れ、背中に直接触れ下から上に向かってゆっくりとなぞり、ほんの少しだけ爪をたてる。
「っ!」
微かに反応する家康を見て、そのままカプッと首元に噛みつき吸い付くと手で上半身を弄るように動かした。
「……く、っ」
(こんな感じでいいのかな?)
今までも何度か自分から触れた時もあったけど……じっくり反応を見ながらなんてなかった気がする。
(それに私が触れると、家康に途中で止められてたし……)
髪に口づけを落とし、頬に触れ、耳を甘噛みして息を吹きかけた。