第104章 あなたにもう一度第二幕(3)
(よく考えたら十六歳って、竹千代と家康の大体真ん中ぐらいの年だよね?)
家康は元々童顔な方だからあまり違和感がなかったけど、目の前の家康は確かに初々しさが残る男の子。
(よし!それなら………)
私は睨みつける家康に近づき、
首元に腕を回し顔を近づける。
「なっ!//////」
「あまり無理しないで下さいね?あなたが怪我すると、私が辛いから……」
私はよく竹千代にやるように目線を合わせ、気持ちを伝える。いつの時代の家康でも、無理はして欲しくない。その気持ちは絶対に変わらないから。
閉じた心を開く前に、まずは私の心を見せる所から始めようと思った。すると突然、固まったように動かなくなった家康。
私は首を傾げながらも、離れようと体を動かした瞬間……。
「へぇ……ちゃんと勉強してるんだ」
(え……?)
「……男を誘う勉強」
腰を掴まれ、そのまま家康の胸の中に引き寄せられる。
「えっ!!///な、なっ///」
急な展開についていけない私は、必死に体を離そうともがく。けど、いつのまにか膝の上に乗せられ……自由が奪われた。
「……他の女は俺の態度に泣くか喚くかしてすぐ諦めたのに」
あんた、なかなか手強いし。
「……なら、さっさとやったら?」
俺を男にする実践。