第94章 今を生きる
「結構前からさ、主ちゃんが自分で鍛刀して迎えた子は主ちゃんに特別な気持ちを抱きやすいんじゃないか、って言われてたんだよね。」
「そうなのか?…燭台切さんもか?」
「うん、僕も主ちゃんが鍛刀してここへ迎えられたよ。けどさ、いつ好意から愛情に変わるかなんて解らないじゃない?実際、主ちゃんが鍛刀しても家族愛的な好意のまま過ごしてる子も沢山居るわけだし。」
こくん、とお茶を飲んで息を吐く。
「えーっと…何が言いたいかって言うと、僕のこの気持ちは本物だよって事!主ちゃんとは趣味も似てるから料理を一緒に作るのはとても楽しい。優しくて可愛いい彼女を気付いたら見てたし、いつからどんな切っ掛けで好きになったかは覚えてない。けどね、それは作られた物ではないんだ。」