第94章 今を生きる
「二強??」
僕が?と間の抜けたような顔をしてから、大袈裟だよと笑う。
「だめか?どこに惹かれるとか何が切っ掛けで好きになったとか聞きたいんだぞ!」
本当は旦那を探して…とは言えない。ここで言ったらおやつ抜きになりそうだしな!
「どこにって……全部とかじゃいけないのかな?僕、主ちゃんの全部が好きなんだけど。」
「‥ふぇ?」
余りの即答振りに驚いた。だって今まで聞いた皆は考えてたし。
「いや、えっと、全然大丈夫だぞ!」
「ふふ、ならよかった。…あ、切っ掛けもだっけ?切っ掛けかぁ‥そうだなぁ、うーん……気付いたら好きになってたんだけど、どうしてだろうね?」
えぇぇ!?どうしてって…俺が聞きたいのそこなんだぞ。首を傾げながら器に注いだお茶を冷ます燭台切さんはフワフワしてて何を考えてるかよく解らない。