第94章 今を生きる
長谷部君や伽羅ちゃんもきっと同じように言うと思うよ?と笑って、門の方を見詰める。
「僕が自分で決めたんだ、ちゃんの傍にずっと居たいって。」
そう言い切った燭台切さんの顔は晴れやかで、本当に主の事を大切に思ってるんだなぁって思った。
「燭台切さん、格好いいんだぞ!流石二強って言われるだけはあるな!」
「そうかい?ありがとう!敵は多いからね、もっと頑張るよ!」
そう言い終わる瞬間、門の方から声がする。
「おーい!みっちゃーーーん!!」
「さ、貞ちゃん!?」
へ?貞ちゃんって?ん…誰だあれ、新しい奴が来たんだぞ!器を石垣の上に置くと、そいつに向かって走り出す燭台切さん。
「あ!いつも言ってたあの貞ちゃんか!」