第104章 君が好きだから
その後、俺は喫茶店に戻り掃除をしていた
暫くして
<カランカラン>
翔「いらっ…ああ、潤お帰り。買い出しお疲れさん」
潤「ただいま、遅くなってごめん。こっちは大丈夫だった?」
翔「大丈夫だよ。何かあったら電話するから、和也とゆっくりしてくれば良かったのに」
潤「…え?」
潤は俺が突然そんな事言うとは思ってもいなかったんだろう…驚いた顔をしていた
翔「和也が気になって帰ってたんだろ?店の前素通りして行くから」
潤「え?あ、そっか…別にそういう訳ではなかったんだけど…まぁ、ちょっとあって…」
翔「そういう事にしておいてやるよ」
潤「あ、いやだから…」
久しぶりに潤でからかっていたら
<カランカラン>
翔「いらっしゃいませ…あっ…」
岡「よう!翔」
岡田さんが久しぶりにやって来た
翔「お久しぶりです。今日はお休みですか?」
岡「そ!だからお前の事誘いに来たんだ。どうだ?晩飯でも…」
何時ものように誘ってきた岡田さんに俺は…
翔「ごめんなさい…行けません」
岡「翔…」
ハッキリと断った
潤「翔兄さん…初めて岡田さんの誘いを…」
翔「決めたんです…俺は…俺には雅紀だけなんです。だから、これからは雅紀だけを見ていたい…雅紀の側でずっと…」
岡「翔…ありがとう…」
翔「え?」
岡田さん…何でありがとうって…
岡「良かったよ…ハッキリ言ってくれて…これで俺も踏ん切りがついた」
翔「岡田さん…」
岡「じゃあな、翔」
岡田さんはそのまま笑顔で帰っていった
翔「…良かったのかな…これで…」
潤「良いんだよこれで…岡田さんもお礼言ってたし…」
翔「潤…」
潤「ん?」
翔「…今日の夜、和也をお前の部屋に誘ってくれるか…?」
潤「え…?」
今までごめんな雅紀…
もう俺は迷わないから…