第104章 君が好きだから
翌日潤から和也を誘い出してもらい、今俺は雅紀の部屋の前に来ていた
…昨日俺と雅紀が潤と和也の情事中の声を聞いたのを和也が知ったらしく、部屋から出てこなかったから翌日になってしまった…
和也からはしきりに謝られたけど…(何か拍子抜けした…)
俺は一度深呼吸して
<コンコン>
雅紀の部屋のドアをノックした
雅「はい」
翔「雅紀…俺だけど…良いか?」
雅「え、翔ちゃん?良いよ」
中に入ると雅紀はベッドの上で何か音楽を聞いてる様だった
雅「何?どうしたの翔ちゃん、もしかして眠れない?」
翔「雅紀…今まで本当にありがとう…」
雅「え?な、何突然!翔ちゃんどうしたの!?」
俺が突然お礼なんて言ったものだから、雅紀は意味が解らず焦り出していた(そりゃそうだろうな)
俺はそのまま雅紀の胸に抱きついて
翔「俺の事気遣ってくれて…大切にしてくれてありがとう…」
雅「翔ちゃん…」
翔「なのに俺は暴行された事でお前まで拒絶して…俺は自分が傷付いたからってお前まで傷付けて…本当にごめん…」
雅「翔ちゃん…それは違うよ。翔ちゃんは本当に傷付いていた…そんな翔ちゃんに、俺は何もしてあげられなかったんだ」
…ホントに優しすぎるよ…雅紀…
俺は顔をあげ、雅紀の目を見つめた…そして…
雅「んっ…」
自分から雅紀に口付けた
翔「雅紀…お願い…俺の事抱いて欲しい…」
雅「え!?だ、ダメだよ!まだ…」
俺は顔を左右に振って
翔「大丈夫…俺は雅紀に抱かれるんだ…雅紀の事見てるから…」
雅「翔…ちゃん…」
俺達は深く口付け、そしてそのままベッドに倒れこんだ