第13章 日本帝鬼軍
指示している人が死なない限り、いくら周りを殺してもきりがないはずだ。
そう冷静に分析した私はとても冷めた表情をしているだろう。
フェリド
「はは、いいね」
私の様子を見たフェリドは楽しそうに笑った。
人間相手なら私の発言は嫌厭されるだろうが、吸血鬼が相手ならそういう事が起こらない。
だから本音が言えて、気が落ち着ける。
そう考えるといつの間にかこの居場所が、1番居心地がいい場所となっていた。
そんな事を話していると、もうすぐで屋敷へと到着する。
貴族の足だとやはり早い。
「じゃあ私は部屋にいるね」
クローリー
「ああ、任務の詳細が分かったら教える」
「うん」
屋敷に着いたので、そのまま部屋へと向かおうとした。
でも玄関の扉を開いた時、フェリドに呼び止められる。
フェリド
「アリスちゃん」
「何?」
フェリド
「クローリーくんのチームは僕の部隊だから戦争の時はよろしくね〜」
そうだと思っていたので動じない。
むしろフェリドの部隊の方が私も動きやすいだろう。
でもそれを告げる事なく、私はこの場を後にした。
*****
クルルの宣言から数日後、任務の詳細が決まったと連絡がきた。
お兄ちゃんが迎えに来るまでに準備を済ませようと取り出したのは2つの武器。