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罪と罰【終わりのセラフ】

第13章 日本帝鬼軍




(アリスside)


私が今いるのは貴族を集めて女王の考えや作戦を告げる場。
今日は日本にいる貴族ほぼ全員が集合をかけられているので、室内は異様な空気が流れていた。


「貴族がこんなに…」


すでに室内にいた吸血鬼達を見て思わず心の声が漏れる。
そういう私も今では第十三位始祖の階級を与えられた貴族なのだが、フェリドに言われるまま動いてきただけなので実感がない。

吸血鬼になって3年経った頃から、フェリドの指示が始まった。
まず、お兄ちゃんにみっちり剣技を叩き込まれた。
第二位始祖の血を飲んだ事で基礎能力が高い私は及第点をすぐに貰える程で、今ではかなりの実力になったらしい。

そしてその実力を確認した第五位始祖の吸血鬼から第十三位始祖と認められたのだ。
その時もフェリドの指示があり、本当の実力を隠して戦った。

そんな訳で流れるように貴族になってしまった私には実感も自覚もない。
なのでこの空気感がすごく不快に感じた。


「…居心地悪い」

クローリー
「座ってればすぐ終わるよ」


そう言われて2人の間の席に着く。
まだ貴族は全員集まっておらず、少し時間がありそうなので気になっていた事を聞くことにした。


「今から何の話があるの?」

クローリー
「多分新しい任務についてじゃないかな」
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