第7章 海賊女帝
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エース公開処刑まで後、33時間。
「ようこそ!我がインペルダウンへ!!」
私達を出迎えたのは、副署長 ハンニャバル。
「モモンガだ」
「です」
「ダイギンです」
面白い人・・・。
野心が丸聞こえだし。
「ボディチェックをさせていただきたいのですが・・」
『えっ?私達も?』
「はい、個室をご用意しております」
服看守長 ドミノに案内され私とハンコックは別室へ向かった。
肝心なルフィはハンコックのマントの下に隠れている。
弱ったな・・・
「では、ハンコック殿。
まず、海楼石の手錠から・・・えっ?」
「手柔らかに頼む・・・」
そう言うとハンコックは悪魔の実の能力を使い、ドミノと監視電伝虫を石にしてしまった。
『凄い・・』
マントを脱がなければいけない上に海楼石の手錠を嵌められてしまう事になっているハンコック。
『・・私のマントに隠れる?』
「「無理」」
2人同時に反対された。
良い考えだと思ったんだけどな・・・
「ここまでこれただけで充分だ!
後は、おれ1人で行く」
「ルフィ・・絶対に騒ぎを起こしてはならぬ。
・・暴れない、約束してほしい・・」
「約束する。ありがとう、ハンコック!」
『ルフィ、気をつけてね』
ハンコックが石化を解き、無事検査を終えた私達は巨大リフトでエースの元へ向かった。
ルフィとは、ここで別行動。
無事にエースに会える事を祈るしかない。
地下4階で署長のマゼランと再会した。
断られた事を恨む気持ちに拍車を掛ける言葉。
それは、マゼランの勤務時間が4時間。
睨みつける瞳により一層、力が入る。
「少将、お顔が怖いです」
ボソッと小声で言うダイギン。
『聞いた!?4時間だってよッ!』
「体質のせいです」
『私のお昼寝も体質よ!』
「少将の場合、夜早寝をすれば改善します」
ゴホンと、モモンガ中将が咳払いをし、こっちを見てくる。
声が大き過ぎたらしい。
それでも、私なマゼランに対する怒りは消えない。
ズルすぎる!
4時間なんて贅沢だッ!!