第9章 メイドは冥土を統べる
とりあえず、全員が自己紹介をしてくれたので返さないとね。
「私の名前は.... 」
「あー名前とかいいから」
何処からともなく言葉が聞こえてくる。
クスクスと、笑う四人。
ベルゼとマモンが複雑そうに目を合わせている。
「あんたなんか人間とか家畜で充分だから」
そう口を開くのは、アザゼルだ。
くそっ可愛い顔してうぜーこと言ってきやがるな。
「ダメよ、そんなふうに言っては失礼でしょ?アザゼル」
そうやって咎めてはいるもののクスクス笑うリヴァイアサン、うわ、めんどくせ。
「ごめんなさいね?皆悪気はないのよ?」
うーわー、ルシファー、完ぺきに首謀者お前かよめんどくせぇーなぁー。
「まぁ、私の事はどーでもいいけど、指示どおり動いて頂ければいいのでよろしくお願いします。」
「てゆーか、うちあんたの指示に従うつもりないし」
ベルフェゴールのその一言にぴきりとくる私
「いや、私を嫌っても別にいいけど、仕事はちゃんとしてくださいませんか?」
その一言にアザゼルがまた私に突っ掛かってくる。
「人間に従うと思ってんのー?これだから下等種族はー」
なんだこの、人の怒りを逆撫でする言い方。
不愉快でしかないんだけど....