第19章 異世界コラボ~暗殺教室編~
「カルマ達、なんかコソコソやってただろ?」
寺坂に云われてアリスとカルマがそっちを向く。
「うん。筆談してた」
「堂々としてたから殺せんせーも知ってたけど」
「「え。」」
アリスの言葉でカルマも驚く。
「まぁ、満点だったしね」
ニコニコして云うアリス。
「ったく。頭の良い奴は違うな」
吉田の言うことに村松も頷く。
「今くらいの年代なら誰だって頭の良し悪しなんて大して変わり無いよ」
「「「!」」」
アリスの言葉に、遠巻きで聴いていた生徒もピクッと反応を示す。
「今まで経験したことは必ず頭の中に残ってる。絶対に消えたりしない。まあ、事故とかで記憶を失ったーとかの特別な例外もあるかもだけど」
「……。」
皆が静まり返ってアリスに注目する。
「テストだって要は数字や言い回しを変えて出題されているだけに過ぎないでしょ」
「それはお前が出来すぎてるから言えんだよ」
「……。」
寺坂がケッと言いながら言い捨てる。
周りを見渡して。
アリスはハァ、と息を吐いて立ち上がった。
「出来すぎるって……私が悪いの?貴方の考えが幼稚なだけでしょ?」
「んだと…!」
「やめろって寺坂!」
アリスの挑発に寺坂も立ち上がる。
慌てて取り巻き達が寺坂を羽交い締めにして止める。
「まぁ、実際に見てみた方がいいかな」
「何をだよ」
「私の此処」
「はぁ!?」
頭を指でトントンと指しながら笑顔で云うアリスに苛立ちが増す。
「へぇー本当に見れるなら俺も見たいけどねー」
カルマを筆頭に僕も、私もという声が溢れる。
アリスは「あらら」と苦笑して、足をコツンと床に打ちならした。
「『マッドティーパーティー』」
「「「!?」」」
アリスの声が聞こえた瞬間、教室は眩い光に包まれる。
「にゅや!?皆さん!?どうしました!?」
異変に気づいてマッハできた殺せんせーが教室に着いた時には教室に誰も居なかったのだった―――。