第19章 異世界コラボ~暗殺教室編~
「まっ……待ってくれ……!降参だ!なっ!?」
男が慌ててそういうと、つられて他の男達も降参のポーズを決めた。
その様子を見てアリスはニッコリ笑った。
「そっかそっかー」
男達がホッとした顔をする。
「なんて云うわけないでしょ」
「「「!?」」」
急に無表情で云ったアリスに再び緊張する男達。
「お…お嬢ちゃん……お嬢ちゃんの歳で殺しなんて覚えるもんじゃないよ……ね?」
「私、既にかなりの人間殺してるから今更一人二人増えたところでどうってことないよ」
「?!」
男達が青褪める。
「降参なんて嘘付いて私が油断した隙にナイフでブスリと刺すつもりだったんだろうけど無駄だよ?」
「!!」
コテンと首を傾けながら云う。
図星だったのだろう。男達は固まったままだ。
「まあ、そうしたきゃそうしてもいいけど―――死ぬのは貴方達だけだけどね」
アリスは手を掲げた。
それに呼応するように銃弾が4人に狙いを定める。
「じゃあ―――おやすみなさい」
手を下ろすと同時に弾が飛んでいく。
「よせ!!」
「駄目ですアリスさん!!」
殺せんせーと烏間が大声で叫んだ。
男達が倒れる。
弾が落ちる。
辺りが一瞬にして静まり返ったのだった。
「殺しちゃったの……?」
その問いにアリスが答えることはなく辺りは静まり返り、妙な空気が流れた。
しかし、直ぐに騒がしいものとなる。
烏間が連絡した応援が駆け付けたのだ。
そして、偉そうな人間がアリスの前にやって来る。
「ふん。こんなガキを何故私が労わなきゃならんのだ」
「シッ!聴こえますよ!武装探偵社は敵に回してはならない組織の1つです。それに異能特務課を敵に回せば○○さんの地位も危ぶまれますよ」
「それは拙い……異能特務課は絶対に敵に回せない」
アリスの前に来るなり小声でボソボソとやり取りをしている男達を睨み付けるアリス。
それもそうだ。
小声で話したところでアリスには筒抜けなのだから。
漸くゴホンとわざとらしい咳払いをし、偉そうな男がアリスに話しかけた。