第19章 異世界コラボ~暗殺教室編~
「にゅや!無事だったんですね!」
「うん?抑も、何故心配されてる事態なの?私」
「だってマフィアの幹部に着いていっちゃったから」
「マフィアの幹部?ああ……中也兄のこと?」
キョトンとして答えるアリス。
「お兄さんなのか?」
「ううん。兄貴分みたいなもの」
「あれ……じゃあマフィアの幹部とは別人?」
「なーんだ!そうだったのか―」
「いや?マフィアの幹部なのは間違いないけど何でその事を知ってるの?」
「「「………。」」」
生徒達は口を閉ざす。
「確かポートマフィアの幹部の1人だったな…その男は」
「そうそう。烏間先生、詳しいんだね」
「……相当の手練だと訊いているが」
「あー中也兄、強いからね。ちょっとやそっとじゃあ勝てないよ。なになに?中也兄と戦うの?止めた方が良いよ?死ぬから」
「管轄外だ」
「なんだ」
アリスは此処まで話して、正座している子達の方を向いた。
「ポートマフィアに限らず、マフィアの掟の1つに『目撃者は消せ』ってあるから。ああいう取引を覗き見することはお薦めしないよ」
「詳しいじゃん。アリスはマフィアなの?」
カルマが質問する。
「違うよ。でも一般人とは言い難いかもね」
「でも一般人なんでしょ?何で無事だったの?」
「カルマ君!?」
渚達がギョッとしてカルマの方を見る。
「『知識』」
「!」
カルマがハッとした。
「それよりも自分達をみつめることからやり直した方が良い。力を持てば使いたくなるのだろうけど、その程度を解らなければ………通用するか否か見抜けなければ今回みたいなことになる。小さい力では大きい力には絶対に勝てない」
「「「………。」」」
つい最近、学んだばかりのことなのに。
返す言葉が出てこない生徒陣。
「しかし、アリスさんも感心しませんよ!マフィアと取引なんて……今回は確かに不可抗力でしょうが」
殺せんせーが云うとアリスはクスクス笑った。